【オフィス移転事例】JTOWER LINK STATION

【オフィス移転事例】JTOWER LINK STATION

インフラシェアリング事業を牽引するJTOWERのオフィス移転プロジェクト。
人員拡充と社内交流活性化のためABWを初導入し、多様な座席とコミュニケーションを誘発する空間づくりが求められた。コンセプトを「JTOWER LINK STATION」とし、社内外とのつながりが広がっていく交流の拠点としてのオフィスを構築した。

フロア全体を、ソロワークに特化した「FOCUS」、交流に特化した「CO-WORK」、機器検証を行う「LABO」、社内外の会議を行う「MEETING」、さらに、これらの空間をつなぐ特徴的な周遊通路「CIRCUIT」を設け、5つのエリアで構成した。これは、サイトが大通り沿いのガラス張りのビル3Fに位置しており、都市のスピード感を近くに感じられる点を空間の要素として取り込んだものだ。騒がしい外景が気になり執務に適さない窓際空間を移動と交流の通路として確保し、特徴的な家具を配置することで、クイックな打合せや部署の垣根を超えた交流を促す。また、エリア間移動では必ずCIRCUITを通る計画としており、移動のたびにマインドセットを促進させる狙いだ。

中心に配置した「CO-WORK」は、社員同士の気軽な交流を促すためにパントリーやファミレスブースを設置し、自然素材を用いて上質なカフェのような設えとした。隅に配置した「FOCUS」は集中を促すため、幅広の執務席や個人ブースを設置し、落ち着いたカラーで構成した。互いのエリアの果たすべき役割とムードを純度高く保つために、同じ執務空間でも意義を明確に区別した。

会社の顔でもある「MEETING」はコーポレーションアイデンティティ表現のため、コーポレートカラーのネイビーで塗られた壁と天井、シャンパンゴールドの曲線照明、ビオトープ等を組み合わせ、事業の先進性、スピード感を感じられるデザインとした。視点を変えれば、木毛セメント板や、火山灰を再利用した壁面パネルなどの再生材を活用し、日本らしさや素材の温かみも感じられる空間とした。

最近は、仕事をする場所として在宅勤務の選択が一般的となった。
だからこそオフィスは、誰にとっても満遍なく居心地の良い環境とするのではなく、そのデザインを特徴づけ、そこで起こる空間体験の純度を向上させることで、社員が集まる場所としての存在 価値を確立できるのではないかと考えている。

 

主要用途:オフィス
設計・施工・施設ロゴデザイン:インターオフィス
PM業務協力:mugo
特注照明設計:1LUX
植栽計画:ユニバーサル園芸社
撮影:見学友宙/ Tomooki Kengaku

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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