【取扱いブランドご紹介 part 3】Vitra(ヴィトラ)
fittingbox(フィッティングボックス)では、ヨーロッパを中心に国内外のクオリティの高いブランドの家具を取り揃え、お客様のニーズやご予算に合わせて最適なプロダクトをご提案しています。今回は40を超える取扱いブランドの中から、スイスの「Vitra(ヴィトラ)」をご紹介します。
【目次】
- 1. Vitraについて
- ・デザイナーとのパートナーシップ
- ・Vitra Campus
- ・サスティナビリティの取組み
- 2. 納入事例
- ・【納入事例・オフィス移転】 JTOWER LINK STATION
- ・【納入事例・カフェ】 I’m waiting
- ・【納入事例・オフィス】東京建物株式会社
■Vitraについて
Vitra(ヴィトラ)は1950年創業のスイスの家具メーカー。元々は店舗用の什器を製造・販売していたことから、その社名はフランス語で“ガラスのショーケース” を意味する「Vitrine」に由来しています。そんなヴィトラの家具メーカーとしての歴史は、創業者であるウィリー・フェルバウムがアメリカを旅した際に、チャールズ & レイ・イームズがデザインした三次元成形のプライウッドの椅子に魅せられたことから始まりました。その後、何度もイームズ夫妻のもとを訪ねて信頼関係を築いていったフェルバウムは、1957年、ついにヨーロッパでの製造販売権を取得し、本格的に家具の生産を開始したのです。
デザイナーとのパートナーシップ
以来ヴィトラは、世界中の著名なデザイナーと強いパートナーシップを結んできました。ヴィトラでは、協働する全てのデザイナーを「authors」と呼び、互いの専門知識と技術を尽くすことで、デザイナーの才能を最大限に活かした製品の開発に取り組んでいます。これまで、デザイン史に残る名作を数多く世に送り出してきたヴィトラ。現在は新作家具の開発と並行し、ミッドセンチュリーの名作家具の復刻や、環境への配慮による既製品の改良にも力を注いでいます。ダイニングチェアやダイニングテーブル、ソファ、ワークチェアをはじめとするヴィトラの家具は、ホームからオフィス、学校などの公共施設まで幅広いシーンで親しまれており、ヴィトラは、世界で最も良く知られた家具メーカーのひとつへと発展を遂げています。
Vitra Campus
そんなヴィトラを語る上で欠かせない場所が、スイスの国境に程近い、ドイツのヴァイル・アム・ラインにあります。その名もヴィトラキャンパス。自然溢れる広大な敷地には、同社のオフィスやショールーム、膨大な数の家具コレクションを展示するヴィトラ デザインミュージアムなど、複数の施設が点在しています。各建築は、フランク・ゲーリーやジャン・プルーヴェ、ザハ・ハディド、バックミンスター・フラー、ヘルツォーク&ド・ムーロン、そして日本の建築家、安藤忠雄やSANAAなど、世界の名だたる建築家によって設計されたもの。ヴィトラキャンパスは、同社の家具はもちろん、モダンデザインや建築を愛する人々が多く訪れる、いわば聖地のような場所なのです。ヴィトラキャンパスには生産工場も併設されており、この地で生まれた家具は、今日も世界各地に届けられています。
サスティナビリティの取組み
「ヴィトラができる持続可能性への最大の貢献は、製品のライフサイクル全般における無駄を省き、寿命の長い製品を生み出すことです。それはヴィトラのルーツとなるモダンデザインの哲学に他なりません。」とヴィトラCEOのノラ・フェルバウムが語るように、サステナビリティのためにヴィトラができる最も重要な貢献は、寿命の長い製品の設計と製造と考えています。環境にやさしい新素材の研究、開発、評価を継続的に行うだけでなく、一時の流行に左右されない高品質な製品は、どれも長持ちするため、環境への影響を軽減することができます。また、ブリュッセル、アムステルダム、ヴァイル・アム・ラインのキャンパスにあるヴィトラ・サークル・ストアも、この哲学の一環です。ヴィトラのサークルストアでは、イベントやショールームの展示品、撮影に使用された製品、オンラインショップでの返送品などを販売しています。これらの製品は、廃棄されることなく、検品され、必要があれば状態に応じてクリーニングやリペアが施されます。さらに、修理や磨耗した部品の交換など家具にまつわるサービスも各種提供しています。それはつまり、丹念に手入れされたものは長持ちするという、「サークル」=「循環」の考え方を体現する姿でもあります。
■納入事例
【納入事例・オフィス移転】 JTOWER LINK STATION
社員同士の気軽な交流を促すためにオフィスの中心に設けられた「CO-WORK」スペースに、SOFTSHELL SIDE CHAIR(ソフトシェル サイド チェア)を採用いただいています。自然素材を用いて上質なカフェのような空間にもあうデザインで、座り心地のより柔らかなクッションにより、快適性も高く人気です。
【納入事例・カフェ】 I’m waiting
JR長野駅から歩いて5分ほどのところにある2階建てのカフェ「I’m waiting(アイム ウェイティング)」様では、ヴィトラから多くのアイテムが復刻されている Jean Prouvé (ジャン・プルーヴェ)の家具を多くご採用いただきました。
【納入事例・オフィス】東京建物株式会社
今後検討されている本社移転までの期間限定という位置づけでスタートした東京建物のオフィスでは、メインの家具としてヴィトラの製品をご採用いただきました。世界的に評価の高い家具を導入することは、社員の皆さんが心地よく働ける環境が整い働きやすさを向上させるだけでなく、社員のモチベーションや生産性の向上にもつながっています。
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